お知らせ

第2エコパーク通信 10月号

廃石膏ボード試運転用廃材受入

試運転用の特に状態のいいボードを協力業者さんにお願いして集めました
(廃石膏ボードR施設)

10月5日現在

資源リサイクル施設本体
焼却炉プラント建設状況

トップ高さ25mまで組み上げました

廃石膏ボードR施設見学者

解体業者さんや排出物再利用業者さん等、各界から施設見学が続いています

資源リサイクル施設 本年8月
同左9月初旬

同左10月中旬

≪建設工事進捗状況≫

第2エコパーク建設工事等の進捗状況(第6号)をお知らせします。

廃石膏ボードリサイクル施設は10月初頭から試運転を行っています。破砕装置や粉体移送機器類の作動状況を、順を追ってチェックし不具合があれば調整をする。その繰り返しが暫くは続きそうです。焼成キルンの乾燥無負荷運転で24時間×3日間の工程にシフトを組んで対応したり、粉まみれになって手選別作業を経験したりする内に、スタッフ間のチームワークが醸成されつつあるようです。

また、装置類の業者説明が順次行われていますが、書類説明では分厚い取扱い説明書と格闘し、現場説明では機械音で聞き取れないところを、身を乗り出して集中する等、本格操業が間近に迫ったスタッフ一同の緊迫感が伝わってきます。施設のPV(プロモーションビデオ)の撮影や、随時来訪の見学者への対応を含め、新設施設らしい活気が出てきているようです。

他方、資源リサイクル施設では、焼却炉本体のビルドアップが日に日に進んでいて、出勤の度に変わる景観が楽しみになっておりますし、組立工程中だからこそ確認できる箇所は、昼休みの休工中に現場に乗込んで写真撮影する等、積極的に取り組んでいます。

これから冬に向かいます。高所作業もあります。身体を温めてどうぞ、ご安全に。

平成30年10月22日
第2エコパーク

今回は、廃石膏ボードリサイクル施設の心臓部に当る、破砕機と焼成炉に関係する業者さん(㈱細田企画、㈱テクニカ、㈱東和工業、富士車両㈱)の4社の担当者さんに聞きました。

①全国視察で検討の上、選定した皆さんの装置です。特徴と役割分担を簡潔に。
A:㈱細田企画・富士車両㈱:BIGターボは廃石膏ボードの汎用破砕機で、高い評価をいただいております。圧縮ロールによってボードを圧縮し、内部破壊を起こすことで紙部と石膏部に分離する仕組みとなっています。打撃方式もありますが、解体系は水分を含む場合に思うように破壊できないことがあるので、ナイスチョイスかと思います。パウダーマシンPIANOはBIGターボに続く工程で、破砕分離された石膏粉を3㎜アンダー品とそれ以外とに分離する装置で弊社開発商品です。
㈱テクニカ:焼成炉等の納品業者です。二水石膏を所定の温度で焼成し、無水石膏や半水石膏を再生するための装置です。内壁耐火構造等独自の技術による自信作です。
東和工業㈱:焼成炉のメンテナンスや操作上のトラブル等に対応します。まだ、全国的な普及基数は多くはないので、試運転期間にも研鑽に努め、しっかり対応します。
②稀有な施設だけに皆さんが頼りです。メンテナンス等フォロー体制は?
A:破砕機:破砕機自体は汎用性があり、データの集積が一定程度ありますのでご安心ください。簡単な緊急対応と一般的対応は地元業者でも可能かと思いますし、特殊な対応については、都度駆けつけることを基本に考えています。
焼成炉:軽微なキャスターの補修は施主様にて対応可能です。また、熟練工を要する補修工事等は都度提案させていただきます。
③2050〜60年にピークが予想される解体系廃石膏ボードの排出ですが、リサイクル装置メーカーとしての取組や方向性は?
A:再生石膏粉の有効利用ガイドライン(試行版)が全国石膏ボードリサイクル協議会より発行されたことで、安全で安定的なリサイクル事業を志向する者にとっては、ようやくスタートラインに立てた思いです。今回の施設での実績が評価され、事業拡大につながることを期待しています。
④厳寒期には-20℃にもなる環境下で特に注意する管理上の要点は?
A:焼成キルンは24時間運転を予定しているので、その間は特に心配ないかと思いますが、メンテナンス等で長期間停止する時期がたまたま厳寒期であれば結露に注意すべきでしょう。要所の断熱材や暖房の検討が必要です。
⑤これまでの経過の中で、少し笑えるエピソードや印象的なできごとがあれば?
A:冬場のプラント設置工事はさすがに堪えました。接合部が僅かの休憩時間に凍てついてしまうので、体温で解凍したこともありました。あの時期はホッカイロが神でした。
⑥工事竣功までもう一息ですが、「百里を行く者は九十を半ばとす」という諺があります。最後までしっかり、どうぞご安全に!!
A:廃石膏ボードの施設は既に試運転を開始していますが、これを引渡しできるまでの状態にもって行くのは容易ではありませんので、諺が身に沁みます。使い勝手が良くて安全性の高い施設を、安全作業でお渡しできるようベストを尽くします。

 台風一過の青空に突き上げるような焼却炉プラントが建っています。これまでお隣の廃石膏ボードリサイクル施設の建設が先行していましたが、ここに来てようやくその姿を現しました。上空を舞うカラスたちも、ここを新居にしてみようかしらとあちらの突起物、こちらの開口部を物色しているご様子。年を越せばやがてここは灼熱地獄、住み慣れた古巣へカラスたちも帰ることになりましょうが、それまでの間、しばしの遊園地気分を味わってもらうことにしましょう。資源リサイクル施設の建設工事は、本格的な寒さがやってくる前の今が旬です。

A 焼却炉建設工事概況(地上から)
B 同左(建屋2Fから)

廃石膏ボードR施設試運転
(受入ホッパーに投入)

廃石膏ボードR施設試運転
(手選別作業)

廃石膏ボードR施設試運転
(焼成炉操作盤の操作法受講)